歯を失ってしまったら
抜けたままにしておくと、 身体に様々な障がいが現れてきます。
歯を失ってしまったらその歯を補う治療が必要です。
歯を抜いてしまった後に奥歯を1本失ったまま放置しておくとどうなる?
歯が無くなったことにより、上の歯が伸び、抜けた場所の隣にある歯が傾いてきます。
すると全体の咬み合わせのバランスが崩れはじめます。
抜けたままにしておくと、お口全体に障がいが現れてきます
- 奥歯の咬み合わせが低くなり、前歯が出っ歯になります。
- 咬み合わせが乱れ、食べにくくなります。
- 歯のすき間に食べかすがたまり、虫歯や歯周病がひどくなります。
- 姿勢が崩れ、肩こりや頭痛、腰痛、顔のゆがみなど、全身的に影響が及びます。
人工的な歯で補う治療には3種類あります
部分入れ歯・総入れ歯の治療の流れ
1.型をとり、模型を作ります
2.咬合床を作ります
歯のない部分にプラスチックとロウでできた入れ歯の原型(咬合床)を製作します。
3.咬合採取(咬み合わせを決めます)
咬合床を取り付け、口全体の状態を調べながらロウを加工し、咬む位置を調整します。
4.入れ歯を設計します
咬み合わせを再現する器械に模型と咬合床を取り付け、入れ歯を設計します。
5.入れ歯を製作します
人工歯を並べて、歯並び、色合いをみながら入れ歯を製作します。
※ 部分入れ歯は場所によりタイプが異なります
6.必要に応じて試適を行います
作途中の入れ歯の適合を確認します。
7.出来上がった入れ歯を装着します
8.最終調整を数回行い、治療は終了です
始めは異物感がありますが、徐々に慣れてきます。毎日のお手入れと、歯科医院での定期的なメンテナンスが必要です。